海洋技術安全研究所~その③, FLNG~

みなさん、こんにちは~。

最近更新をさぼっていましたが、

とりあえず今回でこの海洋研の話を終わらせて

次の見学トピックに移りたいと思います\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今日のトピックは最近よく耳にするFLNG(Floating LNG)に関してです。

DSCF5355.jpg

そもそも皆さんはFLNGって知っていますでしょうか?

まずはFLNGの説明からしたいと思います。

FLNG(エフ・エルエヌジー)とはFloating LNGの略称であり、

液化天然ガスプラントの海上版を指します。

通常の液化天然ガスプラントでは海底のガス田から出てきたメタンを主成分とするガスを

一番近くの陸上まで海底パイプライン(時には800kmにも及ぶ)で運び

陸上に建設された液化天然ガスプラントでガスを液化しLNG船と呼ばれる

球形タンクが付いた特別な運搬船で世界各地のガス需要家に届けています。

しかし、最近は陸上から近いガス田はほとんど取りつくされたとも言われており

陸地から非常に遠くのガス田からガスを生産する必要が出てきました。

そこで、わざわざ陸上にプラントを作るのではなく、海底ガス田の真上に

液化天然ガスプラントを作ればよいではないかということから
(海上に作ることで数百kmの海底パイプラインも不要になります)

この巨大な船の上に液化プラントを作ることが計画されてきました。

現在世界で最も有名なのはShellが遂行中の「Prelude」と呼ばれる

オーストラリア付近に設置される予定のFLNGです。下記の動画が計画されている実際の3Dモデルです。



人間はいつからこんなものを作れるようになったんだと

とため息がでそうなほど(笑)、創大で夢のあるプロジェクトです。

Preludeの動画はShellのHPから他にも見れますので下記URLから是非見てみて下さい。

Prelude FLNG (SHELL HP)

前置きが多くなりましたがこれがFLNGの概要説明になります。

ただし、ShellがFLNGでは世界で専攻してプロジェクトを進めていますが

未だ稼働状態に入ったプラントは世界でもありません(Preludeが第1号になる予定)。

従って、まだまだこの技術は未解明な点が非常に多く

この海洋研でも非常に大きな設備を使い数多くの実験が行われているようです。

この日もFLNGの実験が行われていました。内容は写真の通りでした。

DSCF5346.jpg

DSCF12.jpg

DSCF11.jpg

この日は2台の船(FLNGとLNG船)が海上で並列に停留した際に

船と船の間の海水がどのような挙動を示すのかという

非常にマニアックな実験で下記のような巨大な水槽の真ん中に
DSCF5349.jpg

模型の2つがあり水槽の奥方向から直線状の波が1つだけ流れてきました。

観客は非常に多くの子供と親で埋め尽くされていましたが、

波のアートのように見た目がすごい実験ではないので

観客からはブーイングの嵐でしたが、

実験の内容と意義を知っている私としては非常に魅力のある

公開実験でした(@_@)

みなさんも工場見学や施設見学に行く際には

そのバックグランドや事前知識をつけていくと

より一層楽しめるのではないでしょうか\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今回の見学は100点満点中100点です。
(工学的なことが非常に多く勉強できて満足でした)

ではではみなさん、また今度♬

それとその③から記事を見ている方はその①、その②も是非見て下さいね^^

その①~海技研とは?~

その②~波のアート(動画あり)~

また見学の際の一般的な質問はこちらにまとめましたので参考にしてみて下さい^^
見学情報まとめ

おわり

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「見学基本情報」
アクセス:JR中央線「三鷹駅」or「吉祥寺駅」、京王線「調布駅」からバス10分程度
※バスの番号等は下記の写真を参考にしてください。
行き方
見学料:無料
HP:海洋技術安全研究所HP
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※P.S. 最後まで記事を読んで頂き有難う御座います。
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